【悪リザードンex】のデッキ概要
【悪リザードンex】は悪テラスタルした《リザードンex》の特性「れんごくしはい」で炎エネルギーを加速し、サイドを取られるほどダメージが上がる「バーニングダーク」で戦うデッキです。
「れんごくしはい」は進化するだけで使えるので安定性が高く、他のポケモンにも炎エネルギーを加速出来るので様々なサブアタッカーを採用できるカスタマイズ性の高いデッキでもあります。
【悪リザードンex】の最新デッキ
【悪リザードンex】のキーカード
《リザードンex》
デッキの主軸になるカードで、このポケモンに進化しないとゲームになりません。
特性、ワザ、HPどれもが強い、ハイスペックなポケモンです。
《ふしぎなアメ》
ヒトカゲから、リザードをスキップして、リザードンに進化を可能にするカードです。
《ペパー》や《ピジョットex》を駆使して手札に加えましょう。
《かがやくリザードン》
サイドを2-2-2で取られて負けることを防ぐポケモンです。
終盤は圧倒的な強さですが、序盤に場に出てしまうと逃げるエネルギーが3つなのでバトル場に縛られてしまいます。
【悪リザードンex】の強み
進化するだけでエネルギー加速ができる
《リザードンex》の特性「れんごくしはい」は、進化するだけで炎エネルギーを3枚加速することが出来ます。
自身のワザ「バーニングダーク」は炎エネルギー2個で使えるので、余った1個をサブアタッカーに回すことが出来ます。
またエネルギー加速はどんなポケモンでも良いので、サブアタッカーの可能性は無限大です。
ワザの火力が段々と上がっていく
サイドを取られるたびに+30ダメージされるので、最低180から、210、240、270、300、最大330ダメージを出すことが出来ます。
ワザのダメージは炎エネルギー2個なので非常にコスパが良く、逆転しやすいデッキです。
HP330と高耐久
HPが330もあるので、生半可な攻撃では倒れません。
逆にワザの最低ダメージは180なので、順当に殴り合えば勝てるデッキです。
メタゲームでの立ち位置
CL愛知で大活躍
2024年4月開催のCL愛知でTOP4に【悪リザードンex】が3つも入賞するという大活躍を見せました。
3200個のデッキを押しのけて隆盛した【悪リザードンex】は今後向かい風が吹くことが予想されます。
対策カードはもちろん、ミラー戦をどのように乗り切るのかに注目です。
豊富なエーススペックの選択肢
「変幻の仮面」でさらに【悪リザードンex】で活用出来そうなエーススペックが増えてきました。
《ポケモン回収サイクロン》はダメージを負った《リザードンex》を回収すると強力。
《レガシーエネルギー》はサイドレースを大きく有利出来る。
《シークレットボックス》は展開を補助したり、事故を回避する出来る。
…と、メタゲームに合わせてデッキを調整することが大事です。
【悪リザードンex】の対策
複数のポケモンを一度で倒す
《かがやくゲッコウガ》のワザ「げっこうしゅりけん」はポケモン2匹に90ダメージを与えることが出来るので、進化前の《ヒトカゲ》を倒してしまうことで【悪リザードンex】の事故を狙えます。
しかし《マナフィ》の「なみのヴェール」などで守られる可能性があります。
HP250以上で受ける
《リザードンex》のワザ「バーニングダーク」は序盤は240ダメージしか出ないので、《ギラティナVSTAR》のようなHP250以上のポケモンでダメージを受けるという対策が出来ます。
しかし逆に《リザードンex》を2回以下の攻撃で倒し切る必要があり、対策できるポケモンは限られています。
また《マキシマムベルト》などのダメージを上げる系のカードでサイドレースが崩壊する可能性があります。
青天井火力で倒す
《グレンアルマex》のような青天井の火力を出すことで《リザードンex》の高耐久を突破し、先にサイドを取り切る対策です。
この場合《リザードンex》のワザを1回受けれる、またはサイド1枚しか取られないポケモンで攻撃する必要があります。
ダメカンを乗せて退化させる
《ワザマシン デヴォリューション》の退化させる効果で《リザードンex》の高耐久を突破する対策です。
ダメカンを蓄積して一気に退化させることで盤面崩壊を狙います。
また《ふしぎなアメ》を使っている場合は立て直しに苦労させる事ができます。
《ミストエネルギー》などで対策の対策をされる可能性があります。
手札妨害をする
《ビワ》は【悪リザードン】を潤滑に回す為に必要な《ふしぎなアメ》や《ハイパーボール》を捨てさせる事ができます。
相手の手札を妨害し、遅れた所を狙ってサイドを取りきります。
《ビーダル》や《ピジョットex》を倒しつつ《アンフェアスタンプ》や《ツツジ》《ナンジャモ》も有効です。
ダメージを受けないポケモン
《アローラロコンVSTAR》のワザ「スノーミラージュ」は特性を持つポケモンからのダメージを受けないようになるので《リザードンex》を完封出来ます。
《カウンターキャッチャー》を2枚使われたり、《ウガツホムラex》など特性を持たないポケモンがデッキに採用されている場合は突破されてしまいます。
特性ロック
《テツノイバラex》の特性「イニシャライズ」は《リザードンex》や《ピジョットex》の特性を使わせないようにすることが出来ます。
しかしバトル場にいる必要があることや、《リザードンex》を倒すのに3ターン掛かることなど課題があります。
草弱点を突く
《リザードンex》は草弱点なので、草タイプのデッキで突破する対策です。
《テツノイサハex》の特性「ラピッドバーニア」は直ぐにエネルギーを付けてバトル場に出て、ワザの「プリズムエッジ」で一撃で倒す奇襲が出来ます。
しかし返しで一撃でやられたり、高耐久の草タイプのポケモンでも《かがやくリザードン》は炎タイプなので逆に弱点を突かれてしまいます。